2023年4月30日に公文杯第48回小学生将棋名人戦が行われ当教室の永山遥真くん(京都代表・洛南高等学校附属小学校5年)が優勝しました。
永山くんとは2年生の時に私が棋童戦を運営したことがきっかけで出会い、級位者教室からスタートしました。
当初は6枚落ちで勝てないくらいの棋力でしたが、内容は随所に光るものがあり強くなるイメージがありました。5年生で日本一になるまでの成長を遂げるとは感慨深いです。小学生名人になるまでの指導を振り返ってみます。
<西日本大会>
西日本大会に向けては普段とは変わったことは無く実戦形式の指導を繰り返していました。普段私の教室は講師との対局が1局、残りは生徒同士の対局です。
永山君に参加して貰っている金曜日は小中高の全国入賞者が集まる最上位クラスで永山君があまり勝てないくらいの環境となっています。大会前日には「君は西日本を勝ち抜く力は十分にある、自信を持って指してきなさい」とは伝えていました。
大会当日私は自宅で待機し進捗をLINEで伺っていましたがベスト4で大本命を打ち破ったとの報告を受けその後決勝も勝ち代表を勝ち取ったとの報告が。本人は参加するだけと思っていたと言う謙虚な感想を言ってましたが不遇の運命(倉敷全国中止と小学生名人前年度辞退)を跳ねのけて満を持しての代表獲得だったと思います。
もう一山の代表は天才の呼び声が高い井上岳くん。二名とも関西代表が決勝大会に進出し今の関西のレベルの高さが伺える結果となりました。西日本大会の様子は以下をご参照ください。
公文杯第48回小学生将棋名人戦西日本大会 結果報告 – 関西将棋会館 (kansai-shogi.info)
(準備編へ続く)
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