器の大きさ

　初対面をきっかけにVSを開始しました。1月に1回のペースで月1で彼の元に通い1日で3局を指していました。私も久しぶりの将棋でしたがなんせ彼は3年生、経験の差もあるので初めは私の方が分は良かったです。ただ回数を重ねるごとに進化する彼に私が相手をできる期間は短いと思い次の環境を作ることにしました。こうして彼と私のVS期間は半年程度で終了し、彼を鍛えるために集めたメンバーで構成された研究会が発足します。この研究会は初期メンバーは私と山下少年、学生タイトルホルダー、元奨三段で構成されており、参加費も無ければ優勝賞品もない。純粋に棋力を高めるためだけに集まって頂きました。今思うと良く成立したなとは思いますがこれも彼の器の大きさを皆様方が理解してくださったのだと思います。