再び更新が滞ってしまいました、大変申し訳ありません。。

今回は筆者のネット将棋からの取材です。(筆者が後手)

先手の嬉野流からの猛攻を凌げるかどうかといったところ、先手は角損ながら飛車を手にして食いついたのが下図。

今▲31銀と打ったところ、ここでは▲24飛成と金を取っておく手が自然に見えますが、それでも先手は角金交換の駒損であり、飛車を敵陣から追い返された形になるのが不満と思えます。

逆に言えば、後手としては、24の金を取らせても、飛車を追い返したい局面と言えるかも知れません。

そのためには上図の▲31銀をどう振りほどくかが問題になりますが、筆者は他の手順に確証が持てず、△33銀打としました。

以下実戦は、▲42銀成、△同銀、▲31銀、となって、千日手になりました。

対局中も後手がよくできそうな気はしていたものの、切れ負けの早指し戦ということもあり、打開に踏み切れなかったというのが正直なところです。

しかしこれはやはり後手としてはもったいなかったようで、▲31銀に対しては、△51金とするのがよかったようです。(△41金でも同じかと思います)

以下、▲42銀成、△同金、▲31銀のとき、△32銀とこちらに打てるのが金を打った意味です。

こうしておけば、以下▲42銀成、△同玉のとき、今度は▲24飛成とするくらいしかなく、そこで△33銀打としておけば後手がよかったようです。
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